ヤマボウシ
花は6月頃に開き、果実は集合果で9月頃に赤く熟し、直径1~3センチで球形になります。
ツツジ
春を彩る花木として多く植えられています。 車道・歩道の境に多く、花盛りになると花のベルトが敷かれたように 華やぎます。
スイセン
ギリシア神話の『美少年ナルシッサス』が水面に映る和の姿に見とれ、そのまま花になってしまったのが水仙と言われています。
サルスベリ
新しいすべすべした感触の樹皮が表面に現れて行くことで、猿が登ろうとしても、滑ってしまうということで、猿滑とも表記することがあります。
ミツマタ
キンシバイ
フジ
淡紫色または白色の花を房状に垂れ下げて咲かせます。
アジサイ
アガバンサス
カワセミ
特徴について
体長はスズメ位の大きさです。
くちばしは長く、色は雄は黒色、雌はくちばしの下が赤色なので、雄・雌の区別ができます。
頭は比較的大きいですが首・尾・足については短く、色については、頭・頬・背中が青、頭は鱗のような模様があり、のどと耳の辺りは白、胸と腹と眼の前後は橙色です。
足は赤色。
生態について
海岸、川、湖、池など水辺に生息。愛鷹広域公園ではせせらぎの径周辺で見ることができます。
足場は特定の場所(石や枝)を決める事が多く、周囲が糞で白くなっている事があります。
採餌は水辺の岩や枝の上から水中に飛び込み魚や水生の昆虫をくちばしでとらえます。 空中でホバリングしながら飛び込む事もあります。
イカル
特徴について
全長は23cmほどで、太く黄色いくちばしが特徴です。体の色は全体的に灰色で頭と翼の一部は紺色です。木の実や種、豆などが主食ですが、昆虫なども食べることがあります。
生態について
アジア東北部に分布しています。
日本には、北海道~本州~九州の各地の山林に 生息しており、寒くなる冬には、本州の南に移動します。
エナガ
特徴について
体調は14cmで、体の約半分が尾羽なのでとても小さく見えます。
くちばしと首が短く、丸い体に長い尾羽が特徴です。
色は太く黒い模様が目の上から背中まで続いています。
翼や尾も黒色で、肩のあたりや尾の下はうすいピンク色で、 頭の額、胸から腹にかけては白色です。
生態について
ヨーロッパ~中央アジア、日本と広い範囲で分布し、林に生息しています。
繁殖期は『ツガイ』で縄張りを持ちますが、非繁殖期には小さな群れを作って他の小鳥などと群れをつくることもあるようです。小さな昆虫や草の種子などを食べます。
キジバト
特徴について
全長は33cm程度で体色については雌、雄ともに同じ茶褐色、紫灰色です。頚部側面には青と白の横縞模様があり、翼に黒と赤褐色の鱗状の模様があるのが特徴です。
『キジ』のメスに体色が似ていることが、キジバトの名の由来とされています。
生態について
主に平地~山地部の森林に生息していて、早朝などによく声を聞くことができます。
小枝等を組み合わせた皿状の巣を樹上に作ります。
餌については雑食で、主に果実・種子を食べていますが昆虫類・貝類・ミミズ等も食べます。
コゲラ
特徴について
全長15cm程度で、スズメと同じ位の大きさです。
日本で生息しているキツツキとしては最も小型です。
雌がやや大きく、灰褐色と白のまだら模様の羽色をしていますが、生息する地域が南方に分布しているほど体色が濃くなる傾向があります。
生態について
広い縄張りを持ち生活して、一度繁殖が始まると同一箇所に留まり、ツガイについても絆が深くパートナーが死ぬまで続くそうです。
餌については雑食で、主に昆虫等や木の実を食べます。キツツキ特有の樹皮につかまって、縦に、横にと、移動して、くちばしでつまみとったり、突いて小さい穴を開け、長い舌で中に潜む昆虫などを捕らえます。
コジュケイ
特徴について
体長は25㎝程です。
『キジ』や『ヤマドリ』と違って尾は短く。雄・雌では同色で褐色系の色彩ですが、頬~喉に鮮やかな赤褐色があり目立ちます。腹は他の部分よりも黄色い地(明るめ)に黒褐色の斑紋があります。
生態について
季節移動を行わないために、生息する場所に留まるので一年中見られます。主に雑木林が豊富に残る田園地帯、里山に多く生息しています。用心深い性格からか、林や藪の中に潜み、あまり姿を見せません。
雑食性ですが、主に植物の葉や実などの植物を好んで食べています。
シジュウカラ
特徴について
体長15cm程で、すずめと同じくらいの大きさです。
首から腹にかけ、ネクタイのような黒い模様があります。
模様の太さで雄と雌を見分ける事ができ、雄の方が太いです。頬は白色でよく目立ちます。
生態について
繁殖期はツガイでそれぞれの縄張りに分散しますが、それ以外の季節では群れになり、他のシジュウカラ類に加え、メジロ、コゲラなどの他種とも群れを作る事があります。
雑食で、素早く飛び回って地面に降りて虫や木の実などを探しますが、樹皮を突っつき、剥ぎ取り虫を探す事もあります。これは群れにいる他種の鳥の採食を見て真似るからと言われています。
ツグミ
特徴について
体長20cm前後です。
頭の上部は灰色から茶色で、レンガ色の翼を持ち、胸には黒い斑点、目の上にクリーム色の線があります。
ツグミという名前は、『ツィー』や『ケケッ』という口をつぐんだまま鳴いているように聞こえる鳴き声からきています。
生態について
北東アジアに分布し、夏はシベリア・カムチャツカなどで繁殖し、秋から初冬に群れで日本や中国へ渡来します。 越冬し晩春になると再び群れを成して北方へと旅立ちます。
食性は雑食で、主に土の中にいるミミズや虫、木の実などを食べます。 昼間は、地上の平坦な場所を好んでいます。足を揃え”ピョンピョン”と跳ねるように歩きます。
ヒヨドリ
特徴について
体長25cm前後です。
頭から胴体にかけて灰色の羽毛に覆わていて、頬は栗色でよく目立ちます。
翼や尾羽は灰褐色をしています。
頭の羽は周囲より長いので、逆立っているように見えます。
主に果実を食べていますが、繁殖期になると昆虫類も捕食するようになります。
里山・公園などに多く生息しています。主には樹上で活動していますが、地上に降りることもあります。
ホオジロ
特徴について
全長17cm程です。
喉・頬・眉斑が白く目立ち、『頬白(ホオジロ)』の名はこれに由来しています。頭の模様は雄が黒色、雌が褐色です。
くちばしは太く短く、頭の羽は逆立って見えます。スズメによく似ていますが、腹が茶色いことで見分けられます。
生態について
雑食性で、繁殖期には昆虫類、秋や冬は植物の種子を食べます。
シベリア南部~中国~朝鮮半島、日本までと広く分布し、日本では全国に分布しています。
長距離の移動はしません。 主に地上や低い木で生活しており、草の茂みに潜むこともあります。
単独も
ムクドリ
特徴について
体長 24cm程です。
全体的に黒っぽく、顔や腰は白色です。
くちばしと足のオレンジ色が目立ちます。雄は全体的に黒っぽく、雌は褐色に近い色をしています。
若鳥はより薄い色をしています。
生態について
雑食性で地面を歩き虫を探したり、枝に留まって柿などの実を食べます。
名前の由来はムクの木の実を好んで食べる事からと言われています。
繁殖期は春~夏で、ツガイでそれぞれ分散して木の洞や人家の軒先などのに巣を作ります。
子育ては雄雌ともにを行います。
メジロ
特徴について
体長はスズメよりも小さく、全長12cm前後です。
全体的に緑色で、のどは明るい黄色です。雌と雄で色の違いはありません。最も特徴的なのは『メジロ』の名前の由来になっている目の周りの白い輪です。
生態について
東アジアの一部(日本・中国・朝鮮半島・ベトナム・フィリピン)に分布する留鳥です。
日本では冬の寒い地域を以外の全国に広く分布します。
食性は雑食です。特に花の蜜、果汁を好んでいるようです。虫なども育雛期には捕食しています。
カワラヒワ
特徴について
体長はスズメと同じ程度で約 14cmです。
全体的に暗い緑色で、翼を広げると黄色の模様が目立ちます。ピンク色の太いくちばしを持っています。
生態について
中国~モンゴル~ロシア東南部~朝鮮半島の東アジアに分布し、 日本では、ほぼ全域に分布している留鳥です。
繁殖期はツガイで小さな縄張りを持っていますが、秋以降は群れを形成し、植物の種子などを求めて南に移動します。
植物の種子を主に食べ、特にヒマワリなどの種子を好むようです。
ウグイス
特徴について
体長はスズメと同じ程度で約 15cmです。
色は 背中がオリーブ褐色、腹は白色、全体的に地味です。
雌と雄では色の違いはありません。
中国~モンゴル~ロシア東南部~朝鮮半島の東アジアに分布し、 日本では、ほぼ全域に分布している留鳥です。
食性は雑食です。夏は虫を主に捕食し、冬は植物の種子などを食べます。 警戒心が非常に強いために、鳴き声は聞こえても姿は見えない事があります。
ケヤキ
別名ツキ。
樹形は「ほうきを逆さにしたような形」と言われるように、枝が鋭角にのびる姿が美しく、遠目からでも分かりやすい。葉は互生で、ふちには鋭い鋸歯がある。表面はややざらつく。
若い樹皮は、一見「サクラ属」を思わせる横の皮目が目立つ。老木になると樹皮がぽろぽろ鱗片状にはがれるのは分かりやすい特徴である。
ケヤキは、落葉の時期になっても果実のついた枝は葉を落とさない。そして果実が熟すと枝ごと落ち、
枯れ葉をつばさ代わりにして、少しでも遠くへ移動しようとします。
木材は保存性が高く、寺社建設、臼、盆、漆器に使われます。
クヌギ
クヌギの語源は国木(くにき)からという説があります。古名はツルバミ。
樹皮は暗い灰褐色で厚いコルク状で縦に割れ目ができます。クヌギは幹の一部から樹液がしみ出ていることがあるため、カブトムシやクワガタなどの甲虫類やチョウ、オオスズメバチなどの昆虫類が樹液を求めて集まります。
果実はどんぐりの一種で、丸く、翌日の秋褐色に熟す。古くはこの実で衣服を染めていました。
木炭、シイタケ栽培の穂木として利用されます。かつては、樹皮からコルクをとるため植栽されていました。ちなみに現在のコルクのほとんどは、地中海沿岸に自生するコルクガシの樹皮を加工したものです。
サルスベリ
開花時期:7月上旬-9月下旬
新しいすべすべした感触の樹皮が表面に現れて行くことで、猿が登ろうとしても、滑ってしまうということで、猿滑とも表記することがあります。
サクラ
開花時期:3月下旬-4月上旬
『春』といえば『サクラ』、 『サクラ』といえば『春』、と日本人なら誰もが連想する花です。 満開になると西側道路は『サクラロード』になります。
モミジ
ヤマモミジは、紅葉が美しく庭木や公園樹、盆栽などに利用されています。
ふつうは、赤くなるが中には黄色く黄葉するものもある。イロハモミジやコハウチワカエデに似ており頭を悩ますカエデです。
ふつう5裂から7裂の葉っぱで、モミジといえば普通この種をさすことが多い。
ヒメシャラ
日本固有種。
名前の由来はシャラ(ナツツバキの別称)より花が小さいためその名が付きました。
赤褐色のなめらかな樹皮が特徴で、その樹皮が鱗片状(りんぺんじょう)にはがれます。
同属のナツツバキと非常によく似ているが、冬芽の芽鱗(がりん)のつきかたが異なる。
庭木、公園樹、床柱、野球のバットなどに使われる。
トチノキ
たいへん大きな掌状複葉をもつ。
葉は5~7つに掌状に分かれており、天狗の団扇(てんぐのうちわ)と呼びたくなる。 枝先に大きな円錐花序をつけます。
トチノキの種子は大きなクリのようであり、灰汁(あく)抜きをすると食べられ、「トチ餅」として縄文時代からの文化です。
アオキ
別名アオキバ(青木葉)、ダルマ。
枝の色や葉が常緑で、いつも青々としていているためから「アオキ」という名前で呼ばれています。
縁にはまばらに鋸歯がある。質は厚く、表面には光沢があります。園芸品種として斑入り葉もあります。 葉は、枯れたあと、押し葉にすると黒くなります。
ラクウショウ
ラクウショウはアメリカ大陸の東南部からメキシコに分布する落葉の高木。
湿潤地における生育に適しており、長期間の水没に耐えることができます。
普通の場所に植栽すると気根を出すことはないが、湿潤地に生育すると独特の気根(きこん)を形成します。
《写真上部》気根は根の上側が生長して空気中に出てくるもので、膝根とよばれます。
和名は落羽松、沼沢地に生育するので、ヌマスギの別名もいただいています。
サンゴジュ
赤い果実がたくさんつき、その枝も赤く染まるところから珊瑚(さんご)という名前が付いています。
暖地の海岸付近に多く生えます。
葉は革質で光沢があります。
葉が厚くて水分が多いため、防火樹として生垣にも植えられる。
ニシキギ
別名ヤハズニシキギ。
名前の由来は紅葉を錦に例えたことによる。 紅葉が見事でモミジ・スズランノキと共に世界三大紅葉樹に数えられます。 若い枝では表皮を突き破ってコルク質の2枚の翼(よく)が伸長するので識別しやすいです。
なお、翼が出ないものもあり、コマユミと呼ばれる。
ユズリハ
ユズリハ(譲葉)は新しい葉が出揃ったのち、古い葉が一斉に落ちるので、これを子供が立派に成長したのを見届けたのち家督を子供に譲り、家系が途切れることなく続いていくことの象徴と見なして、おめでたいお正月の飾りに使うのだと説明されています。
新しい葉が展開した後古い葉が落ちるというのは、なにもユズリハに限ったことではなく、クスノキなどでも起こることで、いわば常緑樹の特質と言えるものだが、ユズリハがとりたてておめでたい樹木とされるのは葉が大型で美しく、また新旧の入れ替わりが急激で目立つからであるとされます。
葉柄(葉のじく)の赤色が目立つ。 葉の裏は灰白色をしていることが多く、側脈が明瞭。
キンモクセイ
キンモクセイは、秋を代表する樹木でその馥郁とした香りが秋の訪れを感じさせます。
葉はギンモクセイに比べてやや薄く、小型で細長い形です。
樹皮には、独特の皮目が目立ちます。
庭木、公園樹に用いられ大気汚染がひどいところでは花つきが悪いといわれています。
クスノキ
全体に特異な芳香を持ち「臭し(くすし)」がクスの語源。
材や根を水蒸気蒸留し樟脳(しょうのう)を得る。この性質を利用して防虫剤として広く使われていました。九州などでは樟脳を取るために大量に植栽されていました。 クスノキの仲間(ヤブニッケイ等)にはよく似た物質が含まれており、この臭いが同定に役立ちます。 クスノキにこのような物質が含まれているということは、クスノキの材そのものに防虫作用があるということであり、クスノキでタンスを作ると防虫性が高いことになります。 古くからクスノキ葉や煙は防虫剤、鎮痛剤として用いられ、作業の際にクスノキを携帯していたという記録もあります。また、その防虫効能から家具や仏像などにも広く使われていた。食用となるアボカドや、葉が線香の原料となるタブノキは近縁の種です。
モッコク
別名アカミノキ。
モッコク(木斛)の名の由来は、岩や木に着生するラン科のセッコク(石斛)の花の香りに似ていることから付けられました。
葉は長さ3~7cm。鋸歯はなく(全縁)、厚くて表面は滑らか。裏面も葉脈はほとんど見えません。
葉柄は紅紫色を帯びる場合が多く本種の同定のキーであるが、暗い林の中に生育するものでは赤味を帯びないこともある。
秋になると赤いりんごの様な実を付け、熟すと不規則に果実が割れ、果皮は落下し朱色の種子が残る。
庭木として大変人気がある。
シラカシ
別名クロカシ、ホソバガシ。
名前は葉の白さではなく、材質が白いことに由来する。ちなみに樹皮が黒いことから「クロカシ」の別名もあります。
身近な里山や山地に普通に見られる常緑の高木です。
材は器具材に多く利用されていたが、現在では公園樹や庭木として利用されています。
もちろんドングリができます。ドングリには1年で成熟するものと、2年で成熟するものがありますが、シラカシは前者です。
アラカシ
別名クロガシ(黒樫)。
樹皮のきめが粗い、枝葉が硬く粗い感じがすることからアラカシ(粗樫)と言われます。
●アラカシとシラカシの比較●
アラカシは葉のおよそ上半分に鋸歯があるのが特徴。シラカシと似ているが葉の太さで区別できる。《前項参照》しかし、ときに変異もあり太さだけでは判別しがたいこともある。シラカシは、葉身の2/3以上に鋸歯があるのが一般的です。
アラカシの葉のうら面は灰白色であるのに対してシラカシは白緑色です。
カンツバキ
別名シシガシラ。
「ツバキ」という名がつくが、サザンカの園芸品種。ヤブツバキとサザンカとの交雑種で、関西では、 シシガシラと呼ばれています。 真冬に咲く貴重な花。 サザンカは背が高くなるが、カンツバキは枝が横に広がり背丈はせいぜい1m程です。
ヤブツバキ
ツバキの原種。照葉樹林(シイ・カシ帯)の代表的な種です。
葉の表面にはクチクラが発達しており、革質でやや堅く光沢があります。特に若葉のときには光り輝くほどの光沢がでます。葉は無毛で表面は濃緑色で裏面は緑色。縁にはまばらな鈍い鋸歯があり、鋸歯の先端には小さな褐色の突出があります。縁はわずかに内巻きします。
ヤブツバキの花は11月頃から4月頃まで咲く。果実は大きく、直径4~5cmあります。果皮は厚く、熟すと3つに裂開して中から大きな種子がのぞく。中に包まれている種子も3つであることが多いです。種子の中には油が含まれており、椿油がとれる。椿油は古くから整髪用の油や食用・灯用油、さび止め、木製品の艶だしなどに使われてきました。特にヤブツバキの椿油は高級です。
タブノキ
別名イヌグス。
タブノキ(椨の木)の名前の由来は、朝鮮語で丸木舟をtong-baiといい、転化してタブになり、丸木舟を作る木の意味からタブノキとなりました。
常緑の大高木。シイ類、カシ類とともに、暖帯林を代表する樹木。
潮風に非常に強いため、海岸近くに特に多く見られます。
材は、器具材、家具材、建築材、枕木などに使われます。
樹皮は皮目がよく目立ち、染物や線香などに使います。
レンギョウ
別名レンギョウウツギ(連翹空木)、イタチグサ、イタチハゼ。
幹は中空であり、レンギョウウツギの由来となっています。
早春に葉が出るよりもはやく、鮮やかな黄色の花で埋めつくす低木です。
葉は対生で卵形、先は鋭くとがり、粗い鋸歯がある。単葉と3枚の小葉がある複葉(若い枝の葉)とが混じるのが特徴。秋には紅葉します。
枝がよく伸び、自然の状態では、高さ2mほどの株立ちになり、非常に強健で、枝が地面に触れただけで根を出すほどです。
ビョウヤナギ
別名ビジョヤナギ(美女柳)、ビヨウヤナギ (美容柳)、 キンセンカイドウ(金線海棠) ビョウヤナギとは、玄宗皇帝が最愛の楊貴妃とともに暮らした長安の都に造らせた未央宮に植えられていたヤナギの葉に似ているためという。 江戸時代の宝永年間に中国から渡来しました。 葉は,同属のキンシバイよりもひとまわり大きく、十字対生につきます。 花は,同属のキンシバイよりもひとまわり大きく平開します。雄しべが花弁よりも長く,ふわっと半球を描くようで美しい。花弁と花弁の間には隙間があります。
アベリア
別名ハナゾノツクバネウツギ。
低木で、春~秋のかなり長期に渡って、鐘形の小さい花を多数咲かせます。 花の香りは非常に強く、公園などの生け垣によく使われます。 日本列島の関東以西では真夏の酷暑の時期に花をつける在来植物が少ないため、この時期にはアベリアの花に多様なハチやチョウが吸蜜に集まります。
ハマヒサカキ
和名は海岸性のヒサカキの意味から由来しています。
ハマヒサカキは雌雄異株。開花期は暖地では10月から11月にかけて咲きます。強風の吹く海岸では、早春は開花には適していないのでしょう。
果実は球形で直径5mmほどで10月の段階ではまだ緑色ですが、11月には赤紫となり、冬に黒紫色に熟します。開花期は10月なので、果実が熟すには1年以上の年月が必要であることになります。 海岸に生育する植物の多くは乾燥に対する抵抗性が高く、緑地帯や道路の分離植栽などによく利用されますが、ハマヒサカキの生育立地は、海岸ではあっても持続的な水分供給のある場所であると解明されました。
ナンキンハゼ
別名 トウハゼ、カンテラギ。
雌雄同株、5~6月開花、雄花は、総状花序でその葉腋に雌花をつけます。 葉は三角状広卵形で先端は尾状で、秋、紅葉する。 秋、球形の蒴果(さくか)を黒熟させ、3個の種子を出す。種皮は黒色であるがその表面は脂肪に富んだ白色の蝋状物質で覆われます。蒴果が裂開しても種子は果皮から自然に離脱することはなく、紅葉期から落葉後まで長く樹上に留まり白い星を散らしたようで非常に目立ちます。 ムクドリなどの鳥類がこの種子を摂食し、蝋状物質を消化吸収して種子を排泄することで種子分散が起こります。
野球場
愛鷹広域公園内にある野球場です。好天の日には、外野後方に駿河湾を望む風光明媚な野球場となっています。
野球場スタンド
内野スタンド-9,100人
外野スタンド-4,200人
多目的競技場
愛鷹広域公園内にある陸上競技場です。球技場としても使用されており、サッカークラブのアスルクラロ沼津がホームゲームを開催しています。
多目的競技場スタンド
内野スタンド-9,100人
外野スタンド-4,200人
競技場周辺
せせらぎの径
少年自然の家から続く自然あふれる静かな道です。ゆっくり散歩して自然を聞いてみてはいかがですか?6月初旬の夜にはホタルが鑑賞できます。
東屋
広場
通路
会議室
シャワー室
ロッカールーム
北駐車場
南駐車場
バス停